ソフトフィルターがかかったような効果を表現するには

https://youtu.be/rFgDJj7zA2I

今回はレンダリングする画像がソフトフィルターがかかったような効果を表現する方法をご紹介します。このソフトフィルターがかかったような効果というのは、ブルームという機能を使用します。

まずレイアウトに適当にサンプルのモデルを用意します。これをそのままレンダリングしてみましょう。かっちりくっきりとした形でレンダリングされるのがわかります。

レンダリングウィンドウの画像処理のタブにあるブルームというボタンをクリックすると、ブルーム閾値ブルーム半径というパラメータが出てきますので、それぞれのパラメータを調整してみると、もやがかかったようなフレアを表現できるようになります。

このブルーム処理は、レンダリングした後に行われる処理なので、レンダリングウィンドウで調整することが出来ましたが、レンダリング時にこのブルームの値を指定しておくためには、シェーダツリーFinal Color Outputを選択し、レンダー出力のタブにあるブルームの値を調整します。

ただし、レンダリングウィンドウで調整した値を、このレンダー出力のパラメータに移すのに、いちいち手で入力しなおす必要はありません。画像処理タブの編集ポップアップの中にある、シーンへと貼り付けを選択すると、自動的にレンダリングウィンドウの中で調整していたブルームのパラメータの値が、シーンに設定するブルームのパラメータの値へと反映されるようになります。

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